未来佐久校:お子さんの「いきたくない」に寄り添う、もう一つの居場所
このブログ記事は、現在不登校のお子さんを持つ保護者の方だけでなく、「もし自分の子が学校でトラブルに巻き込まれたらどうしよう」と不安を感じている、すべてのお父さん、お母さんに読んでいただきたいと思っています。
「4対1の構図」を見た日の、胸のざわめき
先日、私は佐久市内の児童館に息子を迎えに行ったとき、思わず息をのむ光景を目にしました。まだ小学校低学年ですが、明らかに4対1の複雑な人間関係の構図がそこにはありました。しかもそのうちの一人は、私の息子に対して、まるで恫喝するかのような強い言葉を投げかけていたのです。
その場はすぐに収まりましたが、一保護者として「ああ、こんなに小さい子たちの世界でも、こんなトラブルや苦しさが存在するのか」と、言葉にできない恐怖と、胸のざわめきを感じました。
しかし、同時に強く思ったのです。「これから開校するフリースクール未来佐久校を作ってよかった」と。
私たちは、学校という集団生活の中で、誰もが直面しうる「いきたくない」というつらさを無視することはできません。
もし、今お子さんが学校での人間関係や環境で苦しんでいるなら。
もし、万が一わが子がトラブルに巻き込まれて学校に行きづらくなったらどうしよう、と不安を感じているなら。
未来佐久校は、その不安を受け止めるための「安心材料」として、皆さんの心の中に存在したいと考えています。
未来佐久校が提供する「安心できる活動」
学校に行けない、行きたくないという状況でも、お子さんが安心して学習し、成長を続けられるよう、未来佐久校では具体的な活動を用意しています。
1. 学習面での安心
• 5教科の学習サポート: 学校の進度に合わせた学習支援を行います。つまずきやすい部分をじっくり克服し、基礎学力をしっかりと定着させます。
• フリースクールでの定期テスト受験: 学校に行けなくても成績がつくよう、未来佐久校で定期テストを受けることができます(提携校・利用条件による)。学習の成果を形にし、進学への道筋を途切れさせません。
2. 公的な制度の利用とメンタルケア
• 出席扱い制度の利用をサポート: 要件を満たせば、フリースクールでの活動を在籍校の「出席扱い」にできるよう、学校との連携をサポートします。
• メンタルケアの専門家との連携: 放課後等デイサービスに在籍する作業療法士(メンタルケアの専門家)がお手伝いします。心理面でのサポートが必要なとき、専門的な視点からお子さんの心を支えます。
3. 体験と社会性の育み
• 体験学習も重視: 教室での座学だけでなく、野外活動や創作活動など、さまざまな体験学習を重視します。五感を使い、社会性や自己肯定感を育む場を提供します。
「大丈夫だよ」と言える社会へ
未来佐久校は、学校に代わるものではなく、お子さんにとってのもう一つの「安全基地」です。
トラブルや環境の変化は、大人だけでなく子どもにも予測不可能です。しかし、「もしそうなっても、安心して学べる場所、受け止めてもらえる場所がある」という事実があれば、親御さんの心も、お子さんの心も、ずっと軽くなるはずです。
佐久市の地域で、子どもの心の健康と成長を支えるために、私たちの活動をぜひ知ってください。
開校に向けての詳しい情報や説明会について、今後ブログやホームページで発信していきます。
未来佐久校は、すべてのお子さんと保護者の皆さんに、「あなたは一人じゃないよ」「大丈夫だよ」と伝え続ける場所でありたいと思っています。
ご関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
未来佐久校では、今後も開校に関する最新情報や、不登校に関する記事を発信していきます。また見に来てくださいね!
